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時間
 「あけましておめでとうございます。旧正月です。…」とごあいさつをしてから、はや8カ月、秋になろうとしています…。更新をなまけていたわけじゃないんです…、書きたいこともたくさんあれど…スミマセン。

 家づくりにかける時間のことです。先日取材でお会いした施主さんより、こんな話がありました。
 「家が完成して、いろいろな人を呼んで見ていただいたんです。その中に、同じ設計事務所に依頼するのをやめて、別の会社に依頼して家を建てた友人がいて、その人が『私も待っていればよかった』と大きなため息をついていたんです」。

 その施主さんの家は、完成からもうじき1年を迎えます。家をつくろうと思い立って、土地を探す期間が何年かあり、土地が決定した後、知人の紹介で、ある設計事務所の建築士さんと出会いました。知人の方は、その設計事務所で15年も前に家を建てた方で、「いいヤツで、いい仕事をしてくれる」と言って勧められたそうです。実際に、その方の住宅に行ってみて確かめ、その建築士さんに会ってみて、これまで手がけた建物はもちろん、その考え方などにとても共感し、「ここにお願いしよう」とご夫婦で相談して決めたのだそうです。
 後日、「どこの設計事務所に頼むか決めたの?」と友人に聞かれて答えると、「そこは辞めたほうがいい」と言われたそうです。驚いて聞いてみると、友人の方は、10年ほど前にその設計事務所に家づくりを依頼したものの、土地を見て、最初のプランが上がってくるまでに約2カ月かかり、その後もスローペースで進むやりとりにいら立ち、途中で断ってしまったのだとか。その後はハウスメーカーに依頼して、わずか数カ月で家が完成したとのことでした。

 完成してしばらくは、新しい家に喜んでいたそうですが、時間が経過するにつれ、「こうだったらいいのに、こうすればよかった、これはいらないものだった」など、不満を感じるようになっていったのだとか。完成して今年でちょうど10年がたち、外壁の傷みが目立ってきたわが家を見て、「家を建てるときに、もう少し時間をかけて検討したり、あの時の建築士さんのいうことを素直に聞いていれば、こんなふうにならなかったかもしれない。もう少し、自分に気持ちと時間のゆとりがあれば、私の家もこんなふうにいい家をつくってくれたのかもしれない」と話していたのだそうです。

 設計事務所を決めるときに友人から「辞めたほうがいいよ」と言われた施主さんご夫婦。「長い時間をかけるということは、いろんなアイデアを凝らしてくれるんだろう。長く住み続けないといけないし、高いお金を払って建てるものだから、十分に考え、自分の家を建てるように思ってくれる人じゃないと、家は頼めない。限られた土地、予算の中で、たくさん努力してもらい、いい家をつくってくれればそれでいい」と考えたのだそうです。
 早く完成するということは、今は時間の節約ができていいかもしれません。でも、長い目で見ると、かけておけばよかった時間として後悔の材料になるかもしれません。設計事務所に依頼するにせよ、ハウスメーカーに依頼するにせよ、家づくりにかける時間は「住み続けるわが家をつくる、大切な時間なのだ」と考えたいものです。しかし、公庫の借り入れのタイミングなどとの兼ね合いもありますから、それも含めていろいろな事情をきちんと話し合える関係づくりをすることが大切だと思います。

(2006.09.15 ka)
住まいは 家族・人 を育む。
 あけましておめでとうございます。旧正月です。…
 今年最初の“雑感”です。年が明けたら早めに書こう!とか思ってたんですけど、とても遅くなったので旧正月に合わせてしまいました(^^;) 年始のご挨拶でも述べましたが、今年も引き続き、おきなわ建築Webをよろしくお願いします。

 今回のタイトルは、昨年のリビングショウに出展したときに会場に大きく掲示した、おきなわ建築Webからのメッセージです。普段から、おきなわ建築Webが大事に考えていることの一つです。
 いろんなカタチの住まいがありますが、その住まいのカタチが家族や人のかかわり、成長に大きく影響するということを知っていますか?発刊から一年が経過した「おきなわ 住まいのカタチ」では、心理学を教える渡久地政順先生の「心理学から見る住まいと家族」を紹介しています。
 家族で過ごす住まいは、子供にとっては社会そのもの。成長して外の社会で一人立ちする前に、両親や兄弟姉妹とのかかわりを通して、実社会の中でどう生きていくかを学ぶ場所。家族とのかかわりを持ちにくいつくりの住まいが増えたために、人とのかかわりを面倒に思ったり、拒絶してしまう人が増えてしまったのでは−。「家慣れー、外慣れー(やぁなれー、ふかなれー)」。家でできないものは、外でもできない、という意味の沖縄のことわざです。重く、難しいことは控えますが、住まいのカタチが人へ大きな影響を与えていることは確かなことだと思います。

 どのくらい前だったか、TVのCMで「高い天井は天才を育てる」と言っていたのを忘れられずにいます。ある女性の建築士の方が、「ドラマ『ちゅらさん』で、えりぃとアパートの住人たちの温かいかかわりが生まれたのも、あの広いダイニングがあって、そこを通らないと外へも中へも行けないつくりだったから」とお話していたのが心に残っています。取材で出会った半身不随の男性が、「事故にあってしばらくは寝たきりだったんだ。医者も長くは持たないと言っていたほど。だけど、2階建ての家に住んでいて、自分の家なのに、自力で2階に上がれないのは悔しい。なんとしてでも自力で2階へ。そう思ったから、少しずつ身体が動くようになったんだよ」。
 住まい一つひとつには、言い尽くせないほどのエピソードがあります。有名人の住む家でなくても、わが家でも。そこで暮らす子供たちの成長を育み、家族のかかわりを育む。そこで暮らす人の生きがいや目標、楽しみや希望にもなる。一つの住まいで、人と人との温かいかかわりが生まれたら、外の社会でもきっと温かいかかわりが一つ生まれるんだと思います。
 家づくりの方法はいろいろです。その中から、自分に合った方法を選べばよいと思います。家の形やスタイルもいろいろです。自分に合った形であればよいと思います。どんな方法でも、形でも、「家族・人」を温かく包み育てる住まいのカタチが増えるといいなと願います。

(2006.01.31 ka)
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