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メッセージ
ある日、宮古島に住むAさんから、おきなわ建築Webに相談がありました。
お話を聞いてみると、沖縄らしいお悩み。地縁・血縁の深い沖縄では、よくある話かもしれません。

ある日の午後、おきなわ建築Webに一本の電話がかかってきました。

「今度、家を建てるんです。来年夏ごろまでに完成させたいと思っているんですけどね。
住み始めてから後悔はしたくないし、なんとか住み心地のいい、工夫の凝らされた家にしたいんです。
どうしたらいいんでしょう?」

宮古島に住む40代の男性・Aさんでした。
Aさん ご夫婦と2人の女の子、そしてもうじき生まれる3番目の子、合計5人家族で住む家について悩む毎日なのだそうです。

「住み心地のいい、工夫の凝らされた家にしたい」 というところだけを聞くと、そういう家を作ってくれそうな依頼先を探すのが最初に考える方策なのでは?と思うところですが、

Aさんの悩みは、こういうことでした。

「自分たちが満足いく家を建てるには、やはり『この人だ!』と思う建築士を探して、家づくりを依頼する方がいいということはわかっているんです。でもね、周りがそうはさせないんです。
小さな島には親戚が多くて、その中には建築士もいれば、施工屋さんもいる。電気や水道屋さんだっているんです。
最初は、『そういうことは気にせずに、自分たちの気に入った人を探せばいいや』くらいに考えていたんですが、そうもいかないことを思い知ってしまって。

今年の正月のことでした。
親戚が集まった場所で、自然と『今度はお前の家を建てる番だな』という話題になりました。
そこで、私の父親が『今度は息子が家を建てるので、みんな、一つ、よろしく』と、その場で話をまとめてしまったんですよ。その後は、当然、断れない状況になってしまって。
家もいずれは建てたいなと考えてはいたんですが、あっさり「即スタート!」と決められてしまいました。
それはいいんですがね、問題は依頼先です。

親戚に頼む、ということは、ある意味ではいいかもしれません。でも、『親戚だから…』という思いも出てきて、どこかで妥協をしてしまうことが、大いに考えられる。
住み始めてから、『やっぱり、こう言っておけばよかった』という思いだけはしたくないんです。
そうしないためにも、自分たちの思いを相手に伝える努力をしなければいけない。
そうするためには、相当な家づくりの知識が必要ですよね。でも、今からそれに対抗するべく、知識を身につけるには時間がかかる。夫婦で、普段の仕事や家事をしながらでは、とても難しい。
だから、どうしたらいいんでしょう?と困っているんです」。

沖縄では、よく耳にする話です。

「家を建てよう!」と思い立ったら、まず周囲を見渡して、建築士や施工会社の知り合いがいないか聞いてみる。それが長く続く沖縄の家づくりスタイル。また、不思議なことに、小さな沖縄では、身の周りに建築士や施工会社の知り合いや親戚が「必ず1人は居る」ものなんですよね。
運良く、知り合いの建築士が『この人だ!』と思う人であればうれしいのですが、それもなかなか難しいというのがよくある話です。

Aさんが話すように、最初は、知っているからこその「気軽さ」で仕事を頼んでしまい、後になって、知っているからこその「仕方ない」気持ちになって妥協してしまった、というケースは、家づくりでなくでも、よくあることのように思います。

「私たちが家に何を望むかといったら、見た目ではなく、住み心地と使いよさです。外観は重要視しません。 人に不快感を与えない外観であればいいです。でも、内部は重要です。見た目の心地よさ、過ごしての居心地のよさ、家事をする上での使いよさなどです。

家は、家族で過ごす場所だから、いろいろ考えないといけないと思います。
キッチンや水まわりの使い勝手、子供部屋のこと。妻は小学校の先生なので、家でテスト問題を作成することもある。私は、パソコンで絵を描く趣味があります。もちろん、家族のコミュニケーションは一番大事です。それらを上手く構成したい、という思いがあるんですが、どんなふうにしていけばいいのか。それに、風水も取り入れていきたいんです。

最初は、インターネットで情報を検索して、いろいろ本を読んで、自分なりにやってみれば『どうにかなるんじゃないか?』と思い、やってみましたが、読めば読むほど何をどうしていったらいいのか、わからなくなってしまいました。やはり、どんなにやってみても、私は素人です。確実にいいものを手に入れようと思ったら、プロに頼むほうが絶対近道だと気がついたんです。
プロの皆さんは、職を通して、いろいろな物件に携わって、今がある。それを素人の付け焼刃でなんとかしようと思うのが間違いなんだと。

きっと周りには、『設計料も高いのに、そのほかににも費用を出すのは、違ってるんじゃないの?』と言う人もいると思います。でも、それを惜しんだために、後になって後悔したり、大幅なリフォームをしなければいけなくなったりすることは嫌なんです。最初でお金を払ってでもプロに仕事を依頼することで、その後の住み良さを手に入れることができればいい。

私だって、自分の仕事には、プロ意識を持って取り組んでいます。プロと素人には大きな能力差があることを知っています。だからこそ、プロに仕事を依頼する意味があるし、お金を払う価値があります。私のような難しい状況でも、きっと助けてくれるプロがいるんじゃないかと思って」。

熱心に語るAさんに、なるほどと聞きいってしまいました。

Aさんの要望する、外観や内部の使い勝手、将来的な家族のライフスタイルの変化まで見越したプランの作成は、建築士が十分にやってくれます。希望すればインテリアコーディネートもやってくれます。風水を取り入れたいのであれば、応じてくれます。もちろん、ローコスト化を図ってもくれます。

しかし、Aさんの場合、すでに依頼することが決まっている建築士に対しては、「たとえ親戚であっても、自分が探し出して、納得して仕事を依頼する人ではないので、やはり、話したところで、こちらの意向をどのくらい理解してもらえるんだろう?という不安がある」のだそうです。

図面を描き、監理をしてくれる建築士と、建ててくれる施工会社、電気・水道の設備を担当する会社まで決定しているAさんは、迷いつつも建築の知識も持つインテリアコーディネーターと風水の専門家を訪ねることにしました。

その後のAさんによると、まず、設計を進め、図面がある程度出来上がった段階で、両者にも加わってもらって、プランを最終決定していくことになったのだそうです。

(2010.0419 おきなわ建築Web)
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