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TOP住まいづくり情報一覧お住まい訪問記> Vol.033 うるま市・U さん宅 
   
 
2010.02.23 UP
設計:アトリエ KAARA(カーラ)
 内装専門の大工をしているUさん。完成した住まいは、Uさんと家族や友人たちと一緒に手づくりした建物です。

 「ある程度描いていた形を図面にして、『家を建てるならこの人にお願いしよう』と決めていた建築士さんに建築確認申請と一部にデザインを入れてもらい、細かいチェックをしてもらったんです。施工は、基礎から躯体工事、サッシ工事までは家族や友人たちに協力してもらって自分たちで。内部は全部自分で作ったんです」。
   
 建物の躯体ができ上がり内装工事に入ると、最初の2カ月間はUさん一人で作業。その後は同じ大工の仕事をしているお父さんに参加してもらい、2人でつくり上げていったそうです。

 「どんな内部にしようとか決まっていたわけではなくて、現場で作りながら考えていく具合。施工を始めてから1年以上はかかりました。大工には『こんなことができる!』という職人の仕事を形にして見せたかった」。

  一緒に作業をしてくれたお父さんの仕事ぶりを見て、教わるところが多かったと話すUさん。大工の親子、2人の技術が生かされた住まいからは、自分たちで作りあげた喜びが伝わってきます。
壁の木タイルは、古材を使ったもの。一枚一枚丁寧に磨きました。飾り棚や天井、障子の細かな部分まで、手技が生かされています。棚の引き出しの手ざわりやすべりの良さなど、細部まで感動の仕上がりです。
左/冬用の和室、右/夏用の和室。和室は、季節によって表情を変えます。
冬は、中央の畳を収納して掘りごたつに。夏は御簾のような障子で、涼やかに。床の間の柱や欄干は廃棄処分されそうになっていた材料をもらい受け、磨き上げたもの。立派な床の間に仕上がりました。
 
 Uさん宅は平屋建て。玄関を入るとリビングダイニングから続く和室と家事室があり、奥側に寝室と子供室、浴室などの水回りがあります。 「木が好き。全部木で作りたい」と考えていたUさん。内部はふんだんに木が使われ、木の香りが漂う住宅になりました。

 「壁は廃材を使っています。知り合いの材木屋にかけ合って、倉庫の奥に眠っている古い材料や、廃棄処分になる予定の材木を譲ってもらい自分で加工。取り壊される木造民家に使われていた材料などもあります」。

  陶芸の釜の燃料として利用される予定だった材木が「磨いたら床の間に使えた」のだそうです。
 室内の壁や扉には、お母さんが手づくりした木工レリーフもはめ込まれています。3人の子どもたち用に作られた小さなイスもお父さんの手づくりです。Uさんが話す、手づくりした家づくりの様子からは、ゆいまーるで家づくりを行っていた懐かしい沖縄の様子が浮かんでくるようです。

 「とても楽しい家づくりだった。何年か経ったらまた建てたいと思いました。庭造りは来年。どんなふうにしようか現在思案中で、楽しみにしているところです」。

 ここで暮らし始めて、ますますのびのび元気な子どもたちからは「大きくなったらボクも大工さんになりたい」という夢も聞こえてきます。
廊下や洗面室は上部からの光を取り入れて明るく。キッチンも手作りです。Uさんのお母さんが作った木工レリーフが扉にはめ込まれています。

 

Uさん宅・DATA

所在地

うるま市
家族構成 夫婦+子供3人
設計 Uさん+アトリエ KAARA(カーラ)
敷地面積 273.5u
建築面積 125.9u
構 造 鉄筋コンクリート造
施 工

上原内装とその仲間たち

写真撮影:フォトアートたかの

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