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TOP住まいづくり情報一覧お住まい訪問記> Vol.031 宜野湾市・照屋さん宅 
   
Vol.030 浦添市・Iさん宅  
2008.06.30 UP
設計:アトリエ KAARA(カーラ)

「マイホームを持とうと思ったのは結婚後のこと。子供の誕生を機に、早く家を建てたいという気持ちが募っていったんですが、なかなか土地が探せない。いいなと思う土地と出会っても、考えているうちに別の人に売れてしまったり。タイミングを逃すことがしばしばでした。大きな買い物だから慎重にという思いで、時間をかけるのも大切ですが、ここだ!と思うところがあれば早めに決める、それを学んだ期間でしたね」。
  良い条件の土地を紹介されても慎重に検討しているうちに、売れてしまったことを何度か経験しながら、現在の場所に出会うまでに約3年が経過していたそうです。
  「土地を探しながら、どんなマイホームにしようか考えるために住宅展示場にも頻繁に足を運びました。いろいろなものを見ていく中で、最初はおしゃれでキレイなものに惹かれていましたが、次第に住みやすさや安全性を重視した家にしたいと考えるようになりました。
子供たちに目を配ることができて、家族のコミュニケーションが図れるようにしたかった」。
  見た目のきれいさばかりでなく、住宅の質について考えるようになったと話す照屋さん。設計を依頼した建築士さんと一緒に、家族で仲良く快適に過ごせる家づくりを目指したそうです。
  「住み始めて1年。快適なわが家ができました。家族で過ごす時間がさらに楽しいものになりました」と喜びます。
  照屋さん宅は比較的交通量の多い道路に面しています。周辺は住宅地で、明るく柔らかい黄色の外観は、温かい雰囲気の照屋さんご家族を表しているように見えます。敷地の形状は変形した三角形で、左右と反対側には建物があります。道路や近接する建物など周囲からの視線を気にすることなく過ごすことができて、なおかつ内部は明るく風通しが良いように配慮されたつくりです。
  道路に接している部分に車2台分の駐車スペース、そこから階段を3段ほど上がって玄関へ。敷地の高さから約90cm高い位置に居住スペースが設けられているため、駐車スペースに車が入ってきた場合でも、室内にヘッドライトの明かりが入ることはありません。
  玄関を入ると、広々としたLDKと続き間になった和室。キッチンの窓からは反対側にある住宅の庭の木々が見え、それが借景となって照屋さん宅のよい雰囲気づくりの役割を担っているようです。住宅の奥側には水まわりと家事スペースがあります。玄関からLDKと反対側へ目を向けると、家庭菜園スペースを備えたデッキの庭。2階へ上がると主寝室とウォークインクローゼットと子供室があります。またご両親と同居することも視野に入れて、バリアフリーへの配慮も。
  「ワンルームのような1階は家事をしながらでも子供たちの様子がわかるので安心です。デッキの庭では、何度か友人たちも招いてバーベキューをしました。LDKでは家族で映画を楽しめるように大型スクリーンとプロジェクターを設置。週末はわが家で映画鑑賞会です。いろんな楽しみが増えて、家で過ごすことが多くなりました。将来は両親との同居も予定しています。家庭菜園を充実させながら住むことを楽しんでいきたいです」。
  住むことへの楽しみがますます増えていくと楽しそうに話す照屋さんご夫妻。家族で過ごす「これから」が楽しみな満足のマイホームになったようです。

   

照屋さん宅・DATA

所在地

宜野湾市
家族構成 夫婦+子供2人
設計監理 アトリエ KAARA(カーラ)
主要用途 専用住居
敷地面積 162.01u(約49.0坪)
建築面積 93.51u(約28.3坪)
延べ床面積 141.95u(約42.9坪)
1階 80.76u(約24.4坪)
2階 61.19u(約18.5坪)
構 造 鉄筋コンクリート造 2階建て
用途地域 第2種住居専用地域
施 工

建築工事/由城建設(有)
電気設備/福元電気
水道工事/あいち設備工業(有)
キッチン/ファイン(有)


 
建築士・照屋さとしさん談
 

この住宅は、変形三角地の狭小な土地をどう生かすかがテーマでした。建物をL字形に配し、ウッドデッキでつないであります。庭はなくなりましたが、レンガ積みの花壇とラティスの塀を設けたスペースでガーデニングを楽しめるようになっています。
  この住宅では、ドアなどの建具や収納部分などに既製品を用いています。既製品を用いることは、施主にとって選択しやすかったり、コスト面で調整しやすかったりといった点がありますが、住宅の中で既製品が自己主張しすぎると、なぜかショールームのような印象の室内になってしまうことが懸念されるところです。
今回は、そこへ職人さんたちの匠の技を駆使した畳の間やウッドデッキを対比させ、借景として近景の庭や遠景の山並みなどを付加することで、足し算や引き算でつくられる空間ではなく、掛け算で面積以上の豊かな空間をつくり上げることができました。
今後は家族でガーデニングを楽しみながら、おじぃやおばぁたちを迎えられるまでの良い住まい、良い空間として成長してくれることを願っています。

「♪もしも〜、私が家を建てたなら〜、
    小さな〜家を建てたでしょう〜♪」 
−by akiko−

 
写真撮影:フォトアートたかの

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