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Vol.028 沖縄市・Tさん宅  
2007.06.01 UP
設計:(株)チームアルファ 施工:(有)平良建設
モダンで美しい空間明るい透明感に満ちた住まい モダンで美しい空間明るい透明感に満ちた住まい
モダンで美しい空間明るい透明感に満ちた住まい モダンで美しい空間明るい透明感に満ちた住まい

家族の“すみか”をつくりたい?
「何度も引っ越しをしてあちこちに住んだ経験があるので、家を建てようと考えたことはなくて。家族ができたことで、“すみか”をつくりたいと思ったんです」

 独身時代の引っ越しの経験から、「自分が家を建てるとは」と話すTさん。結婚後お子さんの誕生を機に、家族の居場所をつくろうという思いを胸に家づくりをスタートさせました。
「本土出身で沖縄は16年。友人・知人も増えました。地縁・血縁で家づくりをする人が多いと聞く沖縄で、家を建てるなら自分の考えで、自分で選んだ人に頼み、人の影響を受けず好きなように建てたいと考えていたことと、仕事で忙しく、どこかに見に行ったり、何度も人と会って話をする時間が取れないことなどから、インターネットを活用した家づくりでした」

 検索したたくさんのホームページの中から、経歴や実績、作品、考え方などを見て「この人なら自分たちの意見を反映した家をつくってくれそう」と思った建築士さんへメール送信。会ってフィーリングを確かめ、依頼することに決めました。

 以前は外国人向け賃貸マンションに住んでいたTさんご家族。フラットな床に広々とした室内に住みよさを感じていたため、家への要望は「モダンでシンプル、おしゃれな感じにしたい」ということ。具体的なイメージを伝えるのにもホームページは大活躍しました。
「室内や求めている素材のイメージなどを伝えるにも有効でした。いろんなホームページに掲載されている写真を見て、気に入ったものを建築士さんにも見てもらう。天井の高さや広がりについても意見を言い、細かく決めていきました」

 求めるイメージがはっきりしていたこと、イメージをスムーズに伝達できたことが奏功して約2カ月の早さでプラン決定。施工会社もネット検索した中から「ここなら!」というところを探し、実際に会社を訪ねて依頼したそうです。
「出来上がった家を見て、また実際に住んでみて、良かったなという思いです。自分たちがつくりたいと思っていた家ができました」と笑顔で話すTさんご夫婦です。
Vol.028 沖縄市・Tさん宅
Vol.028 沖縄市・Tさん宅
公私を区別。石の質感を味わえる空間に
 Tさん宅は沖縄市の静かな住宅地にあります。居住スペース部分から駐車スペースに大きく張り出した梁(はり)と、道路からの目隠しになっている大きな三角の壁が特徴的な外観です。一歩中に入ると、白い大理石の床が印象的な室内。中庭に面して一面ガラス張りの大開口。天井高3メートルの伸びやかな室内は、やわらかい光に包まれた明るい空間です。

 平屋建てのTさん宅は、玄関から入ってすぐの手前側がリビング&ダイニングのパブリックスペース。奥側が主寝室や子供室、バスルームなどがあるプライベートスペースになっています。プライベートスペースの天井高は2.4メートル。パブリックスペースよりも落ち着いた印象にするため、高さに変化をもたせました。
Vol.028 沖縄市・Tさん宅 Vol.028 沖縄市・Tさん宅 Vol.028 沖縄市・Tさん宅
Vol.028 沖縄市・Tさん宅 Vol.028 沖縄市・Tさん宅 Vol.028 沖縄市・Tさん宅
 石の質感が好きというTさんの強い希望で、外壁だけでなく室内の床と壁にも石を取り入れました。よく見ると、外側と内側でいろんな種類の石が使われていることがわかります。
「公私が区別され、各部屋で心地良く過ごせて子供たちにも目が届くように配慮されているやさしいつくりです。庭の緑がいい雰囲気にしてくれていて、心安らぐ家といった感じ。完成してからは、家にいる時間が多くなりました。どこにいてもリラックスできますが、特にダイニングにいることが増えました」

 キッチンで家事をする奥さまと会話しながら過ごすことが多くなったと話すTさん。素敵に仕上がった住宅は、家族の楽しい時間を育む住まいになったようです。
Vol.028 沖縄市・Tさん宅 Vol.028 沖縄市・Tさん宅 Vol.028 沖縄市・Tさん宅

   

Tさん宅・DATA

所在地

沖縄市
家族構成 夫婦+子供2人
設計監理 (株)チームアルファ
主要用途 専用住居
敷地面積 343(約103.9坪)
建築面積 188(約56.9坪)
延べ床面積 154(約46.6坪)
構 造 壁式鉄筋コンクリート造 平屋建て
用途地域 第一種中高層住居専用地域
施 工 建築工事/(有)平良建設
電気設備/花城工務店
機械設備/章電設
造園工事/イケハラグリーン
Vol.028 沖縄市・Tさん宅

施工期間 2005.5.15〜2006.1.25

家族がのびのび暮らせる住まいに。“大地を感じて暮らす家”
設計者・武内 純生さん 談
ワンフロアならではの生活空間
 Tさんと打ち合わせを開始した当初は、2階建てで計画を進めていましたが、大地を味わいながら、家族とのびのび暮らせるようにと考え、平屋建ての計画になりました。建物は広く確保された敷地に、ワンフロアだから可能となる生活空間単位のスペースヴォリュームを設定し、ライトコートやグリーンコートをはさみ込んだ構成に。適度なゾーニングで、それぞれの空間にあった開口部を設け、一緒に暮らす家族の様子を感じながら、プライバシーが守られたそれぞれの生活ができる住まいです。

3つのコート(庭)が違った趣
 リビングルームは5.4m×5.4mの広々とした空間で、天井高は3メートル。窓もライトコートに大きく開き、居心地のいいスペースプロポーションで空間がやさしく家族を包みます。
 空間にはさみこんだ3つのグリーンコートはそれぞれ違った趣をもち、空間を移動する楽しみと、内部空間と外部空間を視覚的に一体化してくれる効果と、空間の広がりをつくってくれる効果をもたらしています。
住宅完成模型。北側から見た様子。
住宅完成模型。北側から見た様子。
住宅完成模型。東側から見た様子。
住宅完成模型。東側から見た様子。
 




【写真左】
設計者の武内さんが描いた玄関から住宅内部を見た図。プラン決定前に描かれました。
設計者の武内さんが描いた玄関から住宅内部を見た図。
   

プロフィール

(株)チームアルファ 代表取締役 武内 純生(たけうち・すみお)

1960年 福岡県生まれ
1983年 琉球大学工学部建設工学科 卒業
1984年 株式会社 建築計画研究所 勤務
1996年 株式会社 チームアルファ 設立

一級建築士、インテリアプランナー
主な作品:カーニバルパーク、琉球大学生涯学習センター、JB・NAHAビル、まなびの保育園、池原邸

『住まいには、棲む、澄む、清むといった意味が含まれています。
家族をつくり、子供を育てる、毎日の生活が豊かになる空間づくり、そして女と男の生活の場という原点に立ち、クライアントの個性や地域性を大切にした住まいづくりを目指しています』
写真撮影:根間 芳和

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