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Vol.025 宜野湾市・仲宗根さん宅  
2007.02.01 UP
設計:建築研究室 匠斎庵
築50年の住宅を全面リフォーム 家族みんなの快適住まいに 築50年の住宅を全面リフォーム 家族みんなの快適住まいに
築50年の住宅を全面リフォーム 家族みんなの快適住まいに 築50年の住宅を全面リフォーム 家族みんなの快適住まいに

中古住宅を購入、入居前にリフォーム 住まい全体を使い勝手良く
 「当初は新築を希望していて、3年くらい土地を探していました。中古住宅を買ってリフォームしてもよいのではと考えるようになったのは、ここに出会ってから」と仲宗根さん。
 当初、更地を探していましたが、希望している場所になかなか見つけることができず、発想を転換。家づくりの依頼先として決めていた設計事務所からのアドバイスを得ながら中古住宅付きの宅地を購入し、入居前の全面リフォームが実現しました。
 仲宗根さん宅は沖縄でよく見られる外人住宅で、リフォーム前は内部が細かく仕切られているつくりでした。開口部も小さく、明るさと涼しさに物足りなさを感じるつくりだったので、日中でも電気をつけて生活することが予想され、各部屋にエアコンの設置が必須だと考えられました。
Vol.025 宜野湾市・仲宗根さん宅
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 「あのまま入居していたら、おそらく家族みんなストレスがたまる家だったかもしれないです。明るくて涼しく、使い勝手良く、家族の様子がわかり、コミュニケーションがスムーズに図れる快適な住まいになりました」。
 入居前の全面リフォームで新築以上の魅力を持った住宅に生まれ変わりました。
1枚の壁が生み出したデッキスペース 家族のお気に入りの場所
 仲宗根さん宅は車の往来が多い通りに面していて、以前は植栽で道路との境界がつくられていました。道路との境界から3メートルほど奥まった場所に住宅が建っており、リフォームでは車の通りが多い道路からの視線や騒音も遮れるよう計画が進みました。
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 住宅と道路の境界に一枚の朱色の壁が設けられ、壁とリビングの間にデッキスペースが誕生。スリットのある壁が視線や騒音を遮る役目と同時に、西日を和らげ、室内に風を通す快適スペースもつくりだしました。住宅内部はLDとキッチンを仕切っていた壁を取り払い、広々としたLDKに。LDと接していた個室の壁も取り払われ、和室が設けられました。
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仲宗根さん宅・DATA

所在地

宜野湾市
家族構成 夫婦、子供4人
設 計 建築研究室 匠斎庵
建 物 築50年の鉄筋コンクリート造平屋建て
敷地面積 442.80(約134.2坪)
リフォーム面積 121.10(約36.7坪)
工 期 平成16年3月〜5月(約3カ月)
 「特に便利になったのは水まわりです。キッチンから浴室、洗濯スペース、トイレがひと続きになっていて、家事がラクです。オープンになったLDKでは、家事をしながらでも子供たちの様子がわかり安心。家族のお気に入りはデッキスペース。家族みんなに欠かせない場所になっています」。
 部屋の中のような外のようなあいまいな雰囲気を持つデッキスペースは、普段は子供たちの遊び場ですが、時には宴会場になり、夏はゴザを敷いてみんなでゴロゴロするなど、大活躍の場所です。4番目のお子さんの誕生で家族も増え、一層にぎやかさが増しました。将来は仲宗根さんのお母さんとの同居も考え、2世帯住宅にする予定も。子供たちの成長や家族に合わせて楽しい変化も期待できる住まいです。

歳月重ねた建物を魅力的に変化より環境に適した形にする
建築士・仲村渠 常広さん 談(プロフィール
リフォームで住まいの寿命を延ばす
 リフォームは、住まいや建築物の寿命を延ばすことができるため、環境問題の点からも有効な手段であると思います。しかし、その場しのぎのリフォームでは、すぐにまた対策が必要になってしまうため、十分に考慮して行うことが大切です。
 長く使い続けていくためには、なぜ住みにくくなっているか原因をみつけ、より環境に適した形に変化させてあげることが必要です。そうして使い続けることは環境への負荷を低減し、そして、土地の景色や風土などの記憶を継続的に育んでいくなど、新築にはない魅力を備えることができるのだと思います。
光と風を取り込むフィルター
 この住宅は、沖縄でよく見られる外人住宅と呼ばれる住宅のリフォームです。築後50年の歳月が経っている建物であるため、柱や梁、壁などの耐力を細かく確認し、綿密に検討しながら計画を進めました。
 外人住宅は空調の使用が前提とされている場合が多いため、この住宅では空調なしでは暑く過酷な空間を外部に対してどうやって開き、どう自然を取り込んだ住宅に変えるかがテーマになりました。
 西側に1枚のスリットの壁とデッキの空間を設け、中間領域としてリビングから連続するように配置しました。それは道路側からの喧騒を遮り、強い日差しを和らげ、風を取り込むフィルターのように機能しています。また、このデッキスペースを設けたことで北側の庭も連続して使えるようになりました。

Vol.025 宜野湾市・仲宗根さん宅
写真右 →
スリットの入った壁の内側はデッキスペースが道路からの視線や騒音を遮りながら、風を通し、
日差しを和らげる役割を担っています。
写真撮影:フォトアートたかの
 
 

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