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“永く住まう”を考える
 
高齢化が進む中、住まいのバリアフリー化は必須。住まいと環境のバリアフリーについて考えます。

高齢化が進むにつれて「バリアフリー」という言葉は一般的になってきました。また、最近では、障害を持つ人にやさしいという点でも「バリアフリー」という言葉の意味を多くの人が知るようになりました。
バリアフリー講座では、高齢者や障害者を取り巻く周辺に存在するさまざまな形の「バリア」について取り上げていきたいと思います。
 
1.さまざまな形の「バリア」
 「バリア」には身体的・物理的な障壁はもちろん、人間が作り上げてきた長年の習慣、培われた人間関係や思考など、目に見えないものまで幅広い意味が含まれています。
 また、将来、国民の4人に1人の割合にまで増えるといわれる高齢者のため、また、その高齢者を支えていくために、この間に顕在化してきたさまざまな問題にも多くのバリアがあることが認識されてきました。
 「住宅」についてのバリアはその一つです。特に多くの高齢者の生活に直結するものとして、重要な役割を果たすものと考えられています。
 最も具体的な例が高齢者の家庭内事故です。毎年、家庭内での不慮の事故で亡くなる65歳以上の高齢者の数は、同じ年齢で交通事故死する人数とほぼ同じ。その背後にはもっとたくさんの家庭内事故が隠れていると考えられています。それは、死に至らないまでも、骨折などで身体に障害ができたり、寝たきりになるなど、介護を必要とする高齢者が増えつづけていることなどが考えられるためです。
 そこには、本来、安全であるべき「家」が、事故を招き、加齢以外の身体的弱化や障害、要介護状態を引き起こしているという事実があります。また、住宅は高齢者自身にとっての大きな問題であると同時に、介護者にとっても介護しやすい住まいかどうかという問題も併せ持っています。そのため、住宅が高齢者の自立をサポートできるということは、人的、経済的な介護負担の軽減にもつながるといえます。
 高齢者世帯が増加している現状の中で、高齢者自身が安全で、自立した生活が送れること、住みやすく、一日でも長く住みつづけられることが今後の住宅の大きなテーマとなるでしょう。
 高齢化のピークを迎えるという2010年、さらにその先の将来に向けて、住宅のバリアフリー化が求められるようになったのは、こうした背景に基づいています。
 
2.よりよく住みつづけるために

 一般的にいわれている「バリアフリー住宅」を具体的にいうと、@高齢者・障害者のスペースを安全で快適な位置に置く、A室内の障壁(主に段差)をなくす、B高齢者・障害者が使い良い設備を設ける、などの工夫と配慮の行き届いた住宅をいいます。しかし、これらの範囲内ではおさまりきれない課題を多く含んでいるのも確かです。
 それは、住宅は人が住むものであり、住む人は一人ひとり違います。人が違えば住まい方も一様ではありません。例えば、A氏にとってのバリアがB氏にとってはバリアではなく、C氏にとってはバリアではないものがB氏にとってバリアになるということがかんがえられるためです。また、住む人の今日の条件に合わせて住宅を提供したとしても、明日の人の暮らしはわかりません。そのため、住宅は常に「将来予測できる事態」を考えて、いらなくなったものは取り除き、また必要になったとき適切なサポートを付け加えられるようにすることが望まれます。
 これらは、今ある住宅をバリアフリー化する場合でも同じです。
 身体機能が低下し、住環境との間に不適合が生じたとき、それを解消あるいは緩和させる目的で行う居住環境の変更を「住宅改善」といいます。これには、単に老朽化した設備や個所を直す修繕は含まれません。
 住宅改善には、その手段によって、住宅改造、補助器具の取り付け、住み方の工夫などがあります。高齢者や障害者の自立、安全の確保、介護負担の軽減など、よりよく住みつづけるための一つの手段として注目されています。
 
3.バリアフリーリフォーム

 長年住みなれた住宅に、高齢になっても、たとえ障害を負っても最後まで住みつづけたいという願いは、だれもが抱くことです。ところが、健康への配慮などをしっかり行って建てた住まいでも高齢による身体機能の低下や疾病の後遺症により障害を負ってしまうと、「こんなはずではなかった」、「住みづらい」、「不便だ」と感じる個所が見えてくるものです。住宅内にある段差をなに不自由なく乗り越えて行き来していたトイレや浴室に行きづらくなった、浴室が危ないため、ひとりで入浴できない、トイレで便器への着座・立ち上がりが難しくなった、外出したくても外部階段の昇り降りが危ないため一人で外出できないなど、さまざまな問題が表面化してきます。
 本来ならば40代、50代の元気な時期に対応しておかなくてはいけない問題も、げんきであるがゆえに不自由さを認識できず、使いづらければ使いづらいなりに身体をならし、住宅に合わせて生活してきているからです。
 高齢期を迎えたり、あるいは障害を負ったために、住みつづけてきた住宅の中で何が不自由で何が日常生活をする上でのバリア(障壁)となってしまうのか、それらを改善し、日常生活への支障をなくすために行うのがバリアフリーリフォームです。リフォームというと大掛かりな工事を連想しますが、ちょっとした工夫で、ちょっとした工事で、バリアを取り去ることもできます。
 できることなら、住宅の新築時、あるいは何らかの必要に迫られてするリフォーム時に将来を見越して、段差をなくす、手すり設置のために壁下地を補強しておく、建具を引き戸に変える、有効開口幅を広げておく、などの最低限の工事をしておくべきでしょう。
 それは決して高齢者や障害者のためだけのリフォームではなく、幼児や病人、妊婦、若年者をはじめ、すべての人にとって、使いやすい、住みやすい結果をもたらすでしょう。
 
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