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設計事務所ってどんなところ?

沖縄は“設計事務所”の多い県!

設計事務所ってどんな仕事をするところ?という疑問を持つ人が意外に多いと思います。
沖縄県内ではかつての米軍統治時代の影響から、家を建てようとする時に、設計事務所を探すケースが多く、県の人口の割合でみても、普段みなさんが「設計士」と呼んでいる「建築士」の数も「設計事務所」の数も多いのですが、設計事務所がどんな仕事をしているところなのか、意外に知られていないようです。

設計事務所については次のような質問がよく聞かれます。

@設計事務所に頼むと高い?
A大きな施設とか豪邸じゃないと設計してくれないんじゃないの?
B予算も少なくて小さな住宅なんて設計してくれないんじゃないの?
C紹介がないと設計してくれないの?
D設計事務所は図面を描くだけじゃないの?ハウスメーカーだと無料なのに。

答えはすべてNOです。

 @・A・Bについてですが、 これはよく耳にします。
非常に残念なことに、設計事務所はこれまで皆さんへ向けてのアピールをしてきませんでした。よって、こんなふうに思っている人が多いのだと思います。
ある建築士の方は、友人に『ハウスメーカーのほうが安いでしょ』と言われて困っていました。

低価格で精度の高い仕事ができる!

 さて、TVや雑誌などで紹介されている“建築家”といわれる方々が設計した建物を見ると やはり@・A・Bのような印象を受けるかもしれませんが、そういう有名な先生方も コストを抑えた快適な住宅の設計も得意とするのがほとんどということです。
建築士のみなさんは、常に新しい技術の研究、伝統的な工法・素材の見直しなど、日々勉強しています。
 「ハウスメーカーより低価格でしかも精度の高い仕事が出来ます」と言い切ってもよさそうです。

 『小さな変形した敷地で、しかも予算も少ないんだけど…』 という依頼には、「ワクワクする」という建築士さんも多いです。 大きな施設や豪邸の設計はもちろんします。難条件ほど腕がなる、力が入る、のだそうです。


敷居は高くありません

 Cの『紹介がないと設計してくれないの?』については、これまでほとんどの設計事務所では宣伝やPRというものはしなかったので、一般の方には敷居が高いと思われていることが多いのですが、決してそんなことはありません。
 設計事務所では、建物本体のことにかかわらず、 土地探しから、現在の建物の増改築、お店のリニューアル、防犯対策、台風対策、税金のこと、豚舎を作りたい…etc、 何でも相談に乗ってくれます。
建築士は専門家です。心配はいりません。


設計事務所の仕事は図面を描くことだけじゃない!

 Dの『設計事務所の仕事って図面を描くだけじゃないの?』 よく聞きます。『図面って一枚いくらなの?』という質問もたまにあります。

 設計事務所の仕事には大きく分けて2つの仕事があります。

 一つ目は、『設計』。 ごくごく簡単に言うと、間取りを考え、その間取り通り大工さんに建物を建ててもらうための図面を描くこと。
 その際には、当然建築基準法といった法律との兼ね合いも検討しなければなりません。材料はこれで、色はこれで、使い勝手が良いものを…といったことを考えるのも設計の仕事なんです。

 そしてもう一つは、ほとんど知られていませんが、 とても大事な『監理』という仕事。
 広く知られていないのですが、設計事務所の仕事としてとても重要な仕事です。
 具体的に監理(管理ではありません) とはどういう仕事かというと、工事が適正に行われているかどうかをチェックする仕事です。「それって現場監督のことなんじゃ?」という声も聞こえてきそうですが、違います。

 建築士は、『現場監理者』であって『現場監督』ではありません。
 現場監督は工事が円滑に行われるように予定を組んだり、材料の手配をしたり、工事に関わるさまざまな業者さんたちの予定を調整したりする、工事を管理する人です。
 設計事務所の場合、つまり監理者は、その工事が適正に行われているかをチェックする立場の人です。
 現場監督は文字通り現場の監督をする人ですが、 現場監督というのは、建設会社に属する人で、 つまり、工事を担当する会社の人ということなんです。


中立の立場で現場を監理

 建設会社ももちろん利益を追求する会社ですから、 何とか利益をあげようと企業努力します。 新しい工法を使ったり、既製品を安く仕入れるルートを開拓したりします。 それはとてもいいことです。
しかし悲しいことに、いわゆる正しい企業努力ではなく、悪いことをして、利益をあげる会社も中にはあったりするわけです。
 例えば、図面では上質のいい壁紙を指定しているのに、実際には2級品どころか3級品を使い、それで生じた差額を利益にしよう…。
  まるで時代劇の中の悪代官のようなことをするところもあるのが現実だったりします。
 素人の方にはほとんどその区別はつきません。悪代官も見た目は同じものを使い、見ただけでは分からない工夫をします。その技術は天下一品です。 しかし長年使っていると、傷みが激しかったり、汚れが落ちにくかったり、 昨今よく話題になる環境ホルモンが使われていたりと、やはり1級品と3級品の違いが出てきます。 もちろん柱の材料や、釘の一本一本まで同じことが言えるのです。
  使うべきところに釘が使われていなかったり、どうせバレないから、 とジュースの空き缶をコンクリートの中に混ぜてしまったりするわけです。 いわゆる欠陥住宅の誕生です。

 設計事務所は建設会社の人ではありませんから、 材質を安く浮かしたからといって、何の利益も発生しません。 一生懸命施主さんとともに考え抜いてきた建物です。 安いものどころか、何とか少しでもいいものを完成させたいと思うのが設計事務所なのです。 工事を『監理』し、厳しくチェックすることが出来る立場にあるのです。


住みよく、誇りを持てる建物を

 ハウスメーカーでは、設計も自社でやることが多いですから、当然『監理』者も自社の社員ということになります。 もしくは名義だけ借りているという場合もあるようです。 その場合、どうしてもチェックが甘くなってしまうかもしれません。
  設計事務所は工事をする施工業者からはもちろん独立していますが、 あえて言うと、建築主、つまりお客様からも独立しています。

 例えば建築主であるお客さんが建設現場に行き、 「図面だとこっちのクロスですが、こっちに変えてください。」 と現場監督にお願いしたとします。
  現場監督としてはお客様の言葉なので、「どうぞお好きなように」と考えます。 しかし設計の段階で、建築基準法上の問題であったり、役所からの指導等で、 防火性のあるクロスを指定しているのに、そのクロスが変更されていると、現場監理者が現場に行った時に「誰がこのクロスにしろと言ったんだ!」 と怒ることになります。 このときに現場監督は本来、 「変更の希望は、設計事務所(現場監理者)に直接連絡して下さい」 と言うか、現場監理者に連絡して建築主からそのような変更の申し入れがあったと報告するのです。
 もちろん、きちんと適正な監理を行っているハウスメーカーもあります。 しかし公共事業や、海外の工事のほとんどで設計と施工を一貫して発注しないのは、上記のようなことが理由の一つになっているといいます 

 建築主、工事をする施工会社、 そのどちらでもない第三者である建築設計事務所の役割が少しでもおわかりいただけたでしょうか?

 設計事務所は、住みやすく、環境にやさしく、健康に害がなく、デザイン性豊かで、住む人が誇りを持つことのできる住まい、 使用できる建物を日々努力・研究しながら、『設計・監理』をしているのです。

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