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House m

4月23日(土)24日(日)に開催されていた建築空間アボットさんの完成見学会に行ってきました。浦添市内の大きな道路工事が進む地域の中にできた、新しい住宅です。

「建物の外観のイメージは、大きな船です」と設計を行った當山茂さん(代表)が話すように、2階のベランダの目隠しに建てられた白い壁面が船の帆のようにも見えます。

「中古住宅を購入するので、それを改装してほしい」という施主の要望から始まった今回の家づくりですが、資金計画や将来のこと、家族のことを考えて、新たに建て替えることになったそうです。

ご家族は90歳のおばあちゃんとご夫婦、2人の子供たち。
1階はLDKと仏壇のある和室、水回り。2階には個室が2室あります。
キッチン周りや浴室、クローゼットなどに造り付けの収納スペースがたっぷり設けられていて、収納家具はほとんどいらない印象です。

1階には90歳のおばあちゃんのための部屋が用意されました。部屋のそばには車いすで入室可能なシャワー室とトイレがあり、外出時に車への乗り降りがしやすいよう、車を横付けできる車寄せのスペースが確保されました。
LDKや和室へも車いすのまま移動しやすいように、床面はフラットになっています。

この住宅の特徴は、クローゼットと水回りの内装に珪藻土ボードを使用し、 1階のトイレの壁面には、珪藻土を直塗りしているところです。
珪藻土には、防カビや消臭、除湿などの効果があるため、湿気やにおいのこもりやすい場所に珪藻土を用いました。

また、建物の外気にあたる部分には、断熱セラミック塗料を塗布し、断熱・遮熱・防音対策、結露の防止を図りました。
夏の時期には、日中の強い日差しにコンクリートは温められます。コンクリートにため込まれた熱は、涼しくなると室内に放出されるため、日中留守をしていた住宅の内部には、モアッとしたぬるい空気が充満しています。そんな室内は、不快でエアコンの効率も悪いため、電気代が高くなってしまいます。
断熱セラミック塗料は、紫外線を反射し、熱の均衡化をもたらすため、夏のモアッとしたぬるい空気を防いでくれるそうなのです。

「建物の構造だけでなく、技術を生かして快適に住まえるやさしい住宅を目指しました」と當山さん。
家族の快適な毎日をのせた大きな船のような住まいができました。

「House m」
アボットのブログでも紹介しています⇒コチラ

開催:2016.4.23(土)24日(日) 浦添市前田
設計:建築空間アボット

(文・写真/おきなわ建築Web)
 

 

 

高台の二世帯住宅

4月23日(土)から5月1日(日)まで開催されている(株)紀建設さんの完成見学会。宜野湾市大山の高台に建つ二世帯住宅です。

東西に細長い545u(約165坪)の敷地に建つ鉄筋コンクリート造3階建て。1階に玄関と駐車スペース、2階に子世帯、3階に親世帯があり、内階段と家庭用エレベーターが上下の世帯をつなぎます。

2階、3階ともに高台の眺望をいかしたLDKがあり、西海岸を望む大きな開口が広がる空間になっています。
2階では、玄関から廊下を抜けて半階下になったLDKへつながる構成に。細長い廊下を進むと天井高4メートルの高さと、海へ向けて抜けるような空間が、一気に広がるダイナミックさがあります。

個室は、扉の開閉で部屋の広さを可変できるつくりに。充実した収納スペースには、両世帯の使い勝手に合わせて棚などが造りつけられています。

建物を特徴づけているのが玄関扉や階段ホールの壁面などに用いられている琉球ガラス。色彩や表面仕上げの異なる多数の板ガラスを組み合せて使用しています。

通常、建材として使用される琉球ガラスは30cm角の板ガラスですが、今回は60cm角の板ガラスを特別に制作して使用。設計者が施主の要望を汲み取り、PC上でデザインしたガラスを職人が忠実に再現。
色彩だけでなく、サンドブラストと呼ばれる曇りガラスのような表面仕上げのものや、オブジェのような形状のデザインなど、1枚ずつニュアンスの異なる多彩なガラスが用いられています。
60cm角の板ガラスづくりは、職人8人がかりの大作業。建築と職人とのコラボレーションによって実現されたものです。

この住宅では、かねてから施主が買い求め保管していた調度品なども住宅設備として用いられており、今回の完成見学会では、ほかにも施主が長年愛用している家具や美術品なども一緒に見ることができました。

海外へ出かけることも多い施主ならではのインテリアはハイセンスな個性が光るものばかり。
設計担当の井出真太郎さんは、「そうした個性が同じ空間でバラバラな印象にならないよう、建物は削ぎ落してシンプルに構成しました。空間を組み立てる床や壁に用いる素材も、インテリアと調和するよう色や質感などを吟味して組み立てていきました」と話します。

2階LDKにあるソファは、施主が保管していた外国製の布地や和服の帯など、さまざまなファブリックをパッチワークのように組み合わせて制作された特別な一品。
壁面に飾られた絵画は、肉筆で虎が描かれた板絵です。

3階玄関には、レースやプリントなどが扉にコラージュされたオリジナルのシューズクローゼットがあります。

それぞれの空間で特別な一品を見つけることができる特別な住まい。
一つのコンセプトでさまざまな物がまとまり、センスの光る空間に仕上がった住宅は、まるでミュージアムのような美しさがあります。


2016年5月1日(日)まで開催中 <紀建設HP>
ぜひ足をお運びください。

 

開催:2016.4.23(土)〜5月1日(日) 宜野湾市大山
設計・施工:(株)紀建設

(文・写真/おきなわ建築Web)
 


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