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信頼感と安心感は発揮される技術へ向けて

 ハウスメーカーの中で、もともと職人集団として出発して、その技術と品質をいまなお守り続けているような会社はまずありません。ほとんどが資本力を生かした住宅商社か、プレハブメーカーです。

 注文住宅は請負ですから、完成したものを見て買うということはできません。立派に完成することを信じる以外にありませんから、信頼感や安心感がなければ、なかなか請負は成立しません。そこで、ハウスメーカー各社は住宅展示場で「信頼」や「安心」を印象付けたいわけです。

 しかし、いくら信頼と安心を強調する有名メーカーでも、実際に現場でその家を建てるのは、地元の建設会社や電気屋さん、水道屋さんです。家を建てる皆さんは、信頼感や安心感を有名なハウスメーカーに求めますが、本当の信頼感や安心感は、その家を造る大工さんたちに求めなければならないのです。
 資本力の強みを訴えるのも有名メーカーならではのものですが、地元の会社として、その地域で長年存続し頑張り続けている、しっかりした建設会社、電気屋さん、水道屋さんたちの技術力に期待すべきでしょう。

 ここで大手ハウスメーカーの特徴を整理しておきましょう。
 〔1〕資本力を生かした信頼と安心の住宅見本と活発な宣伝・広告
 〔2〕規格住宅と称した、画一的な商品の販売
 〔3〕大勢の営業マンによる活発な営業活動

 ハウスメーカーには次のような利点もあります。
 〔1〕施工基準が高いレベルで一定に保たれている
 〔2〕材料の品質が一定に保たれている
 〔3〕資本力があるので倒産の心配が少ない

プライベートな要求が最重要

 ハウスメーカーは、ハード面から見れば質が向上し、経営体制もしっかりしていますが、ソフト面での課題が残っているのも確かです。
 どのような家にするかというソフト面の対応は、大手ハウスメーカーの方が親切とはいい切れません。建て主である皆さんの考えが一番であるにもかかわらず、一方的にニーズを先取りして研究し尽くしたかのような提案をしています。
 狭小敷地に対応した3階建て住宅、親の敷地に子世帯が同居する2世帯、3世帯住宅、ローコストを追求した規格型住宅…その時代や世相の傾向に対応した最大公約数的な提案がそれにあたります。
 これらは皆さんが建てようとする家に対して大まかな方向性は示してくれますが、家をプランニングする際に一番大事なことは、もっとプライベートな要求です。敷地の大きさ、形状、方位、ロケーション、庭先に残すべき年輪を重ねた樹木、隣の家との位置関係などの条件。それらをいかに家に取り込むかの手法によって、基本的な計画、デザイン、借景を望む窓の位置や大きさ、日照の効果的な取り込み方などが決められていかなければなりません。それらに基づいて配置される家族の居所となる各部屋のレイアウトもそうです。
 さらにレイアウトを決めながら、それぞれの室内のインテリアデザインのイメージを決めていかなければなりません。そして、そのインテリアと連続して、窓越しに映る庭のイメージも、その家全体の雰囲気や細かな部分と合うように、徐々につくられていくべきでしょう。

 家をプランニングする際は、大まかにこうした過程を経て進められていきます。ハウスメーカーが充分に対応できないのは 、実はこの基本プランの過程にあります。
 なぜなら、ハウスメーカーは、いわば住宅受注の商事会社という位置づけにあるからです。商事会社である以上、売り上げ至上主義、利益効率の追求は当然のことなのです。
 受注した住宅の構造や材料など、つまりハード面については、構造上の施工基準に従って構造部材などの均質化が図られ、研究もされています。しかし、建て主それぞれのプライベートな側面には、均質化は馴染まないことのほうが多いはずです。

 ハウスメーカーで1件の建て主に対する基本プランにかける時間の平均は約1ヶ月だそうです。回数にして3〜4回の打ち合わせで決まります。ハウスメーカーに訪れた経験のある人は、「どんな家にしようかとゆっくり思い描いている暇もなく、決まっていく」と話す人がほとんどです。利益を追求するハウスメーカーでは、受注契約までのスピードと効率が勝負となるところです。建てる側が「売る側の事情や都合に合わせることなどは関係ない」と思っていても、熱心な営業攻勢を受けると、なかなかそうもいかなくなってきます。また、自分でもちょっと気に入った営業マンが熱心に勧めてくれたりすると、人情も手伝って、つい仕事を与えてしまったりしてしまいます。
 営業マンは一生懸命に、色付きの美しい基本プランを持ってきます。今まで見たこともない自分の家の設計図です。熱心に足を運んでくる営業マンを前に悪い気はしません。その次は見積もりです。 自分では「とりあえず…」と思っていても、見積書を前に意思表示を迫られます。契約の意思表示を得ようと営業マンも必死で話します。最後は、営業マンの人間性に負けて契約書に印鑑を押し、契約金を支払ってしまいます。そうなると、家を建てようとしていたのが、いつの間にか営業マンとの人間関係で買ってしまったということになってしまうのです。こうしたケースが非常に多いようです。

 もちろん、このように有名ハウスメーカーの信用や、その営業マンとの人間関係などに頼ってしまう家の建て方をすべて否定はしません。しかし、そういう場合、後になって不具合が生じると、どうしても自分の責任として受け止められなくなりがちです。有名メーカーの信用はそのメーカーの単なる認知度として、また営業マンとの人間関係は一過性のものとして受け止めておく必要があります。

好きなものを好きなときに、自分の責任で建てる

 自分の家を建てるということは、好きなものを好きなときに、自分の責任で建てるということです。この先何十年も、そこで暮らすことになるのですから、住宅金融公庫の金利の動向、税制の特例など充分に検討することはもちろんですが、メーカー側で企画する期間限定販売などの情報には惑わされないようにし、しっかりじっくり検討する心構えで望むことです。

 
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